IC-36 | 標準的インバー(36%Ni-Fe合金)を鋳物化した材料です。 熱膨張係数は1.5×10のマイナス6乗以下と規格されており、スーパーインバーと比較して若干大きい。 しかしCoを含んでいないので、スーパーインバーと比較して若干安価。 |
---|---|
IC-36S | スーパーインバー(32%Ni、5%Co-Fe合金)を鋳物化した材料です。 熱膨張係数は1.0×10のマイナス6乗以下と規格されています。 材質的に粘りが強いため加工が難しい素材です。 |
IC-36FS | 硫黄快削性スーパーインバーを鋳物化した材料です。 スーパーインバーが持つ優れた低熱膨張特定を犠牲にする事なく快削性がある素材です。 |
IC-362 | 熱膨張係数を2±0.25×10のマイナス6乗に調整したインバー合金で、鋳物、あるいは熱間及び冷間圧延による丸棒、ワイヤー、帯切れの状態でも供給可能です。 |
IC-363 | 熱膨張係数を3±0.25×10のマイナス6乗に調整したインバー合金で、鋳物、あるいは熱間及び冷間圧延による丸棒、ワイヤー、帯切れの状態でも供給可能です。 |
IC-365 | 熱膨張係数を5±0.25×10のマイナス6乗に調整したインバー合金で、鋳物、あるいは熱間及び冷間圧延による丸棒、ワイヤー、帯切れの状態でも供給可能です。 |
DIC-36 | インバーをダクタイル化(球状黒鉛鋳鉄化)した材料です。 熱膨張係数は3.5×10のマイナス6乗以下と規格化されており、低熱膨張合金としては若干熱膨張係数が大きい。 その反面球状黒鉛の晶出により優れた切削性を持ちます。 |
DIC-362 | セラミック材との接合等を目的とし、熱膨張係数を2×10のマイナス6乗に調整したダクタイルインバー材です。 晶出している球状黒鉛により優れた切削性を持ちます。 |
VIC | VICシリーズはNiおよびCoを含有したコバール合金を鋳物化した素材です。 |